2012年3月28日水曜日

ぬらりひょんの孫と青の祓魔師、るろうに剣心について。

ぬらりひょんの孫と青の祓魔師、るろうに剣心について。

ぬら孫と、青エクで京都編がはじまったとき、るろうに剣心の京都編を連想したって人いますか?


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まあ連想しました。

けれど日本人にとって京都―『京』って何かと気になる土地なのではないでしょうか?わたしも京都は大好きです。

ぬら孫や青エク以外にも、京都を舞台とした長編へと突入した漫画はあります。もちろんるろ剣が京都編を連載する以前にも。



ぬらりひょんの孫は「妖怪」「江戸時代(過去編)」から。

青の祓魔師は「京都組」「不浄王」というものから関連して、京都舞台へと繋がったのではないでしょうか?

決してるろうに剣心の真似をした、などではないと思います。





るろうに剣心はご存知の通り主人公剣心が幕末の維新志士ということもあり、京都はとても関係深い土地ですよね。

なので京都編には大納得です。実際あの話は一番おもしろかったですし、物語がやっと奥深く(剣心の過去など)へと入っていく入口のようでしたし。



ぬら孫は、妖怪といえばやはり京や四国を連想します。加えて昔=京・江戸と、時代のなかで栄えていた地は何かと強調されます。

現在本誌で連載しているのは東京(江戸)が舞台ですし、かつては四国の妖怪たちが攻めてくる四国編、妖怪の故郷といわれる奥州での遠野の話もありました。

京都舞台があったのも自然な流れだったと思います。

タイトルにおじいちゃんの名があるということは、物語にとって大きく重要だと考えられます。だからおじいちゃん・ぬらりひょんの過去編があった。またその際での羽衣狐との因縁が子の鯉伴へ、孫のリクオへと繋がり、おじいちゃんのかつての因縁の地・京へ。

面白かったと漫画もアニメも人気ですよね。



青エクは不浄王を封印した地が京都だったようですし。

お馴染み京都組(勝呂、志摩、三輪)の故郷ということや、勝呂のサタンを倒すという夢とそれにいたった経緯などから、そのうち京都編のようなものがあるとは想像してました。

ただ京都編へ突入したのには、改めて問われると上手く言えませんがん?と感じる部分がありますね。

始まってからは素敵な志摩家が登場してわたしは嬉しいのですが。





と、勝手に解釈させていただきましたが、結論からいうと最初にあげたように日本人は京都に憧れを抱いてたり、簡単に言えば好きなんじゃないでしょうか。

だからといってあれもこれも漫画が京都を舞台にしたものだと、現在の少女漫画歴史ブームのように「ああ、また三流漫画か」、「どれだけ流行を取り入れたいんだ」などと批判的な意見しか出てこないのですが。

少なくともぬら孫と青エクの京都編は失敗ではなかったと思います。

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